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HISTORY
HISTORY
株式会社ビギ設立
既製服でいいものがないから、自分たちで面白いものをつくろうじゃないか―。1970年、メルローズの前身ビギグループの創業者である大楠祐二、当時ファッション誌「ミセス」でモデルをしていた稲葉賀惠らを中心に5人が集い、白金にあるマンションの一室で株式会社ビギを創業。デザイナー、パタンナー、営業、生産など、専門性の異なるさまざまな業務をひとり何役も兼任しながら楽しみ、ビギグループとメルローズの服作り精神の礎を築く。
原宿に「ブティック・ビギ」第一号店を開店
原宿に石垣づくりのブティックをオープン。インパクトのある外観に加え、当時、ファッションの街としてまだ確立されていなかった原宿の地を選んだことで注目の存在に。表参道がまだ閑散としていた時代、「ブティック・ビギ」はトレンドリーダーたちが次々と車で駆けつけるスポットとなり、「原宿=BIGI」の図式の成立とともに、原宿がファッションの中心と変化する時代へ。
「PINK HOUSE(ピンクハウス)」誕生
デザイナー・金子功によるブランドコンセプトは 『人を愛し、生活を愛し、人生を愛するすべての女性たちに贈る、もっとも自分らしくあるための服』。全身を黒一色で固めた「カラス族」のモードスタイルが流行していた当時、パリの蚤の市で見かけた古いドロワーズやペチコートから着想し、「幾重にもレイヤードし、見せる」ことを提案した金子流のロマンティックでデコラティブな大人のスタイルは、新しいファッションテイストとして一世を風靡。後のDCブームを牽引。
株式会社ビギのニット部門から独立株式会社メルローズ設立
株式会社ビギの成長、拡大に伴い、現ビギグループ傘下7社の中枢のひとつとなるメルローズが誕生。「服―それはあくまでも着る人のためにある」を理念に、時代の空気感をアレンジしながらも、トラディショナルの核を失わないメルローズとしての服作り事業がスタート。
「MELROSE(メルローズ)」誕生
メルローズの社名をそのまま冠し、時代をポジティブに生きる女性に向け「MELROSE」をスタート。急速に近代化する時代の空気を汲み、《シンプル》・《シック》・《コンテポラリー》のエッセンスが効いたスタイリングを提案。
「MELROSE FOR MEN(メルローズ フォーメン)」誕生
現在まで続く「MEN’S MELROSE」の前身となるメンズブランドがスタート。レディースの「MELROSE」と同じく社名を冠したブランド名には、創業間もないメルローズの代表的ブランドとして、自信をもって確固たるスタイルを提案していく、服作りへの強い思いが込められる。
「LA-BREA(ラブレア)」誕生
女性が社会で活躍し始めた時代、オフィスからアフター5へつながる、機能的かつ女性らしい服を提案すべくスタート。《可愛らしさ》・《やさしさ》・《しなやかさ》・《柔らかさ》をよりクリアに見せる服、大切なシーンで女性たちを一層美しく引き立てる服をテーマに、プリントの効いたラッフルブラウスに、モダンでアーバンなセットアップを合わせるようなラグジュアリーシックを提案。
「MEN'S MELROSE(メンズ メルローズ)」誕生
メルローズ フォーメンを「メンズ メルローズ」に改名し再構築。時代の空気感をより捉えるため、《ミュージック》・《シネマ》・《アート》など、さまざまなカルチャーからインスパイアされるエッセンスとトレンドをミックス。スタイルだけでなく本質を大切にするメンズのため、デザインだけでなくクオリティに拘りながら、シンプルでモード感のあるリアルクローズを提案。現在まで愛され続けるブランドの基礎を築く。
「SET UP(セットアップ)」誕生
株式会社ビギの創立メンバーであった李富美によるブランド『Tommy Lee』を『SET UP』に改め発展。後に引き継いだ中島富士子により、可愛らしいパンクなラインへと転化し、虹のカラーを覚えるために7色の頭文字を組み合わせた言葉 『ROYGBIV(ロイジービブ』をブランド名を改名に再度発展。
株式会社ピンクハウス設立
株式会社メルローズより「PINK HOUSE(ピンクハウス)」が独立し、株式会社ピンクハウスに。
物流会社・株式会社ビートレーディング設立
御殿場に物流センター、BBC営業開始。物流機能を内包し、更なる成長を志す。
株式会社ジェディックス設立
ビギグループ参加に新会社、株式会社ジェディックスを設立。ジェディックスは、ビギ、ピンクハウスはじめ、ビギグループ傘下5社のアルファベット表記から一文字づつを取り、組み合わせたアナグラムの造語。
「INGEBORG(インゲボルグ)」誕生
PINK HOUSE創立者のデザイナー・金子功によりスタート。インゲはドイツ語で「ユリ」の意味。「凛々しさと愛らしさ。気高さと艶やかさ。 相反する魅力を共存する大人の女性」をテーマに、ボリュームあるレイヤードで可愛さを表現するPINK HOUSEと対比し、ユリのようによりシンプルに、より大人っぽく差別化された新しい金子スタイルは、PINK HOUSEと並んでトレンドを牽引。
「5TH. CLUB(フィフスクラブ)」誕生
スポーツにスタイルが求められる時代が到来。もっとお洒落をしてスポーツをしたい。タウンユースできるスポーツウエアが欲しい。そんなニーズに応えるために、ベーシック&トラディショナルにトレンドをミックスした新しいスポーツウエアを提案。90年代初夏からは、ゴルフウエア中心の展開へ。
メルローズ本社ビル竣工
建築家・安藤忠雄氏が、初めて手がけたオフィスビルとして竣工。コンクリート打ちっぱなしの壁と、全面をガラスで覆った円筒形の来客ホールの斬新なコンビネーションが美しく、近代建築の名作に。
「Karl Helmut(カールヘルム)」誕生
『自分なりの選択眼を持ち、《若気のいたり》という冒険心と無鉄砲さを忘れない、永遠の少年達のための服』というコンセプトのもと、PINK HOUSEから派生したメンズブランド。クマ、花、キューピー、ピンクやレッドなど、当時女性向けの先入観が強かったモチーフやカラーを臆することなくメンズ服に転化。大胆でポップなプリントのアロハシャツ、ワッペンが象徴的なスタジアムジャンパーなどアイコニックなヒットアイテムを生み、メンズのファッショントレンドに転換期をもたらす。
「TommyLee(トミーリー)」誕生
株式会社ビギの創立メンバーである李富美が1973年に立ち上げたブランドを、メルローズ傘下でリスタート。都会的でスタイリッシュな装いで女性たちが活躍するようになっていた時代、「背筋をピンと伸ばして颯爽と働く美しい女性たちを優しく楽しい気持ちにすること」をテーマに、吟味された上質な素材で、機能的かつ美しいシルエットを表現。アダルトキャリアにふさわしい服を展開した。
「MELROSE en FAMILLE(メルローズ アン・ファミーユ)」誕生
1973年に誕生したレディースブランド「MELROSE」の派生ラインとして、オフタイムのリラックススタイルをファミリーに提案する「MELROSE en FAMILLE」をスタート。服に留まらずライフスタイル雑貨も展開し、子供服の「プチメル」、メンズの「エムズエム」と共に、お洒落に敏感なファミリーが急増する社会のニーズに応えた。
「alcali(アルカリ)」誕生
エネルギッシュで遊び心ある“自分を知っている女性”に向け、綺麗色にスイートなエッセンスを織り混ぜた「Make Me Happy(わたしをきれいにしてくれる)」を提案。着心地への拘りとブランドの核はそのまま、トレンドの変遷と共にエッジとモード色を強め、インポートを想起する立体感とデザイン性のあるスタイルを感度の高い女性に向け発信し続けた。
「martinique(マルティニーク)」誕生
旅に出たときに感じる「心地よい緊張感」と「高揚感」。そして同時に出会う「新しい発見」―。そんな気持ちを日常の中で感じられるサロンを目指し、ブランドの原点となる1号店を代官山にオープン。クラシックでありながらモダン、身につけるだけで素敵な女性になれるエレガントな佇まいのスタイルを、《オリジナル》・《セレクト》・《ヴィンテージ》の多角的なミックスで提案した1号店は、完売により一時閉店となるほどの話題に。
「nakEd bunch(ネイキドバンチ)」誕生
モードイラストレーターのエド・ツワキ氏をディレクターに、「アウターにできる部屋着」をコンセプトにスタート。洗練されたシルエットやセンス、グラフィックワークによる独自な世界観など、ツワキ氏のアート性が活きるスタイルを徹底的な着心地とナチュラルな素材感に拘って展開。「ブランド=デザイナー発」という固定概念が一新されはじめた時代、カルチャー要素やアート要素を独創的に表現するクリエイター発のブランドが生まれ、ファッションはより豊かで自由になった。
「TIARA(ティアラ)」誕生
新しいファッションビルや駅ビルが次々とオープンした2000年代前半―。百貨店展開を主力としたメルローズの既存ブランドと差別化し、デベロッパービルでの積極的な展開を構想し「際立つ個性と独自性」をキーにスタート。クラシカルとモダンの融合を汲みつつ、どことなく懐かしさを感じる大人のキュートなスタイルを、《オリジナル》・《セレクト》・《ヴィンテージ》をミックスして提案し、六本木ヒルズ店のオープンではグループで1位の売上を記録。ファッション誌やタレントを切り口に続々と発信するコラボレーションもヒットを飛ばし、絶好調のスタートを切った。
「MELROSE claire(メルローズクレール)」誕生
97年にスタートした「MELROSE en FAMILLE」を一新。メルローズの社名をブランドに冠せたデイリーウエアブランドがスタート。気負わず、自分らしく、ナチュラルにライフスタイルを楽しむ女性が増えた時代感に合わせ、「心地よく肩の力を抜いて、さりげなく今の気分を感じさせるスタイリング」を提案。
「paper chest(ペーパーチェスト)」誕生
2000年代前半は、数々のクリエイターが生まれたヨーロピアンモードの世界、普遍の過去と変容していく未来のトレンドの交差がファッションの重要なエッセンスに。変わりゆく時代のなかにある《リアルな現在》のニーズに応えるため、独自のフィルターを通してアーバンスタイルを提案。オリジナルブランドと数多くの小物をラインナップし、海外とのショップオンリーアイテムの展開に注力。
株式会社ピンクハウス設立と株式会社ジェディックスが合併
グループ再編成に伴い、株式会社ピンクハウスの社名を株式会社ジェディックスに改め再発進。新しい時代へ。
「Liesse(リエス)」誕生
ブランド名はフランス語で《歓喜》―。確固とした個性を放つTIARAの姉妹的ブランドとして流れを汲みながらも、より自然体でベーシック性が高いラインナップを揃え、女性の日々に寄り添うことのできる広い汎用性をアピール。自由が丘に路面店をオープンし、当時のファッション業界で活性化が始まったインフルエンサーとのコラボレーションに前衛的に取り組んでヒット商品を生むなど、メルローズのコラボレーション事業の成功モデルを築いた。
「Soffitto(ソフィット)」誕生
女性がさらなる魅力を手に入れる空間をイメージし、イタリア語で「屋根裏部屋」を意味するSoffittoをブランド名としてスタート。トラディショナルさやクラッシックさ、フェミニンさを核とするブランドがメルローズの代名詞となるなか、《マニッシュ》と《モード感》をキーワードに、エッジと個性を感じる大人のスタイルを提案。
LOURMARIN(ルールマラン)が株式会社P/X傘下で誕生
南仏プロバンス地方のルールマランをブランド名の由来としてスタート。心地よく過ごすためのものや愛着が湧くずっと大切にしたいオリジナルアイテムやセレクト、南仏のマーケットを思わせる手しごと雑貨を集めたPOP UPを独自に表現。
PLAIN PEOPLE(プレインピープル)が株式会社ワン・ビー・ワン傘下で誕生
衣食住のライフスタイル提案型コンセプトストア&ブランドとして、オールジェンダー、オールエイジ向けにスタート。「自分や家族、友人のための素敵なプレゼントが見つかる」ことをテーマに、リラックス感と美しさを感じるオリジナルの服、国内外からセレクトしたモードなファッション雑貨、アートなインテリア小物、食や作家作品のセレクトを展開。
LOURMARIN(ルールマラン)が株式会社メルローズ傘下に
メルローズ傘下となり、MELROSE CLAIREのショップインショップ展開を開始。クラシカルな感覚を残しながら、時代とともにさらなる進化を志す。
株式会社ジェディックスが株式会社メルローズに合併
成長を続けるビギグループの再編成に伴い、PINK HOUSEが22年ぶりにメルローズ傘下に。
「CONVERSE TOKYO(コンバーストウキョウ)」誕生
100年以上の歴史を持つCONVERSEから日本限定ブランド、『CONVERSE TOKYO』として新提案。「歴史性と時代性を併せ持つ、ベーシックでクリエイティブなライフスタイル」をテーマに、TOKYOだからこそ表現できるカルチャーやファッション、JAPAN(or日本)だからこそ実現できる技術を大切にしながら、新しい価値やライフスタイルを発信し続ける。アイコニックで個性的な“TOKYO”インフルエンサーを複数起用したセンセーショナルなローンチビジュアルが話題に。
「THIRD MAGAZINE(サードマガジン)」誕生
お店で試着してオンラインで購入する、メルローズ初のショールミング業態として代官山にショールームをオープン。「直観やタイミングで出会うのが1stフェーズ。トレンドや周囲からの評価を気にして見つける2ndフェーズ。様々なものを知った上で自分にあったものを選べるようになるのが3rdフェーズ」をテーマに、経験豊かな大人の女性のためのアイテムを雑誌のように揃え、特別なファッションの楽しみ方ができる倉庫のような空間で提案。
株式会社リーミルズエージェンシーが株式会社メルローズの傘下に
英国で230年の歴史をもつニットブランド「Jhon Smedley(ジョンスメドレー)」を展開する株式会社リーミルズエージェンシーがメルローズ傘下に。
株式会社ワン・ビー・ワン、株式会社メルローズに合併
PLAIN PEOPLEを展開する株式会社ワン・ビー・ワンをメルローズに合併。
株式会社メルローズが創立50周年に
「服―それはあくまでも着る人のためにある」を理念とするメルローズの歴史が50年目を迎える。